那覇市医師会　那覇看護専門学校

令和7年2月6日(木)に那覇空港航空機事故対処訓練が
実施され当校1学年が負傷者役および見学者として参加してきました。



那覇空港敷地内で行われた訓練では、空港職員・警察・消防隊・県内病院・自衛隊・DMAT（災害派遣医療チーム）などが参加し、災害トリアージや要配慮者への対応、手当てや搬送作業が行われました。
　負傷者役の学生には1人ずつにシチュエーションがあり、離れ離れになってしまった家族を探す役、外国人で日本語が話せず右往左往する役、骨折でまったく身動きが取れない役など、与えられた役割をしっかりこなしていました。




　他にも日頃はなかなか目にできない救護所やドクターヘリ、真剣な表情で患者を救助する医療従事者など本番さながらの災害現場が設定されており、見学者からも驚きと感動が見られました。




　緊迫した訓練現場でしたが、訓練前には負傷者役にムラージュ(傷やアザなどの化粧)を施し、お互いの完成した姿をみて楽しんでいたりほっこりした場面もありました。この現場で救助者、負傷者いずれの心情も理解することができ、貴重な体験となりました。